ミニチのブログ
アホが感染してもしりません。
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引揚げ
第二次世界大戦後の満州や朝鮮半島で生じた大混乱の一つが引揚げだったのでしょう。
藤原雅彦氏と五木寛之氏の対談に引揚げ体験が話題として出されております。藤原正彦氏自身に記憶が無いと言えど引揚げを体験されています。母の藤原てい氏が引揚げ体験を書かれています。壮絶な内容ですし、関東軍から先に逃げたと書かれています。
惨くない戦争というのは有り得ないのですが、ちょっと書ける内容ではありません。人間の本能が剥き出しになり自分達が生き残る為には何も厭わなくなります。
五木寛之氏も引揚げを体験されています。彼が不幸なのは引揚げを覚えていることでしょうか。この話だけは書けないと語られていました。生還したことへの罪悪感といった趣旨の話をされています。
「きけ わだつみのこえ」は残酷な話です。学徒出陣された特攻隊員の遺書を集めた本です。これを読むと死ねた方が幸せだったのかもしれないとすら思えます。予科練崩れという言葉が戦後に出ましたが、その背後には生き残ってしまった思いがあるように思えます。
城山三郎氏も生き残った特攻隊員でした。重みがあります。その体験が個と組織のつながりは何かという問いかけになっていきました。
気安く特攻服を着るのはちょっとです。
藤原雅彦氏と五木寛之氏の対談に引揚げ体験が話題として出されております。藤原正彦氏自身に記憶が無いと言えど引揚げを体験されています。母の藤原てい氏が引揚げ体験を書かれています。壮絶な内容ですし、関東軍から先に逃げたと書かれています。
惨くない戦争というのは有り得ないのですが、ちょっと書ける内容ではありません。人間の本能が剥き出しになり自分達が生き残る為には何も厭わなくなります。
五木寛之氏も引揚げを体験されています。彼が不幸なのは引揚げを覚えていることでしょうか。この話だけは書けないと語られていました。生還したことへの罪悪感といった趣旨の話をされています。
「きけ わだつみのこえ」は残酷な話です。学徒出陣された特攻隊員の遺書を集めた本です。これを読むと死ねた方が幸せだったのかもしれないとすら思えます。予科練崩れという言葉が戦後に出ましたが、その背後には生き残ってしまった思いがあるように思えます。
城山三郎氏も生き残った特攻隊員でした。重みがあります。その体験が個と組織のつながりは何かという問いかけになっていきました。
気安く特攻服を着るのはちょっとです。
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コメント
今のうちに・・・
eri3loveさんへ
コメント、ありがとうございます。
あまりに生々しく語れないようです。生き残ったということに後ろめたさがつきまとうようですし。
戦後に生まれ育つ幸せというのはありますね。
あまりに生々しく語れないようです。生き残ったということに後ろめたさがつきまとうようですし。
戦後に生まれ育つ幸せというのはありますね。
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第2次世界大戦にまつわる話は聞いておくべきですよね。
経験者が高齢化して、貴重な話が聞けなくなってきていますから。
戦後生まれの自分は本当に幸せだと思えます。