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団塊世代の戦後史

またまた、三浦展氏です。同氏が文春文庫から出版されています。同氏の著書では、下流社会が有名です。

当初、下流社会を読んだ時には学者らしからぬ分析手法だと感じました。実は、マーケティングのプロでした。同書で感じた違和感は、三浦氏の本業がマーケティングだったからだと思いました。

即時性のある指摘が書かれています。それがなくては、マーケティングにならないからです。

尚、あとがきは、香山リカ氏が書いており、共通一次世代とひとくくりにしないで欲しいと言いながらも三浦氏の分析を評価しております。別な場所では、上野千鶴子氏も三浦氏の世代分析に共感を寄せていました。

以下、引用です。

1947年から49年にかけて、毎年270万人近い子供が産まれた。45年は167万人、46年は185万人だから、5-6割も子供が増加したのだ。その大きな塊としての性格故に、この3年に生まれた人々を団塊世代と名付けたのは、堺屋太一氏だ。

まずは、定義の確認です。この記事を書いている6月1日の新聞をみるとNHKの教育テレビでは、団塊スタイル、アイビー世代の悩みという番組が紹介されています。アイビーやらVANだのが流行った世代でしょうか。

団塊世代を代表するドラマとして、「金曜日の妻たちへ」が挙げられていました。番組はヒットしましたし、主題歌もヒットしました。不倫ブーム(?)のはしりとも言えます。

以下、引用です。

もちろん、父親の存在感や権威の低下は、戦後ずっと進んできた傾向だが、人口の多い団塊世代が親になることによって、権威なき父親、存在感なき父親という現代日本の父親像が決定的な既成事実になったとも言えるであろう。
 父親の権威の低下は、そのまま働くことの意義に対する意識の低下に繋がっているように私には思える。母親や子供達の住む住宅地は、職場から遠く離れた郊外にある。だから、かつての農村や下町の商工業地域のように、父親が働く姿は見えない。だから働くことの意義を自然に実感する機会がない。そうした家庭環境の変化のために、団塊世代の子供の多くはフリーターになってしまったのではないだろうか。


父親像という点は耳が痛い話です。職場を見せられないので働く姿を子供達に見せられない点も世代だけの問題ではないように思えます。

引用箇所の最後の部分については、現在では雇用状況がかなり変化しており、正社員になりたくてもなれない時代に変化しています。

当時、フリーターを選びましたと言っていた世代の内、いち早く危険を察知した者だけが失業を回避できたのではないでしょうか。



皆さまは、如何お考えでしょうか?





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コメント

団塊世代・・・

昔、職場にいた女性が「だんこんせだい」と言っていて、注意するべきか悩んだことが・・・(苦笑)

くだらないことはこの辺にして、
父親の威厳が低下したのは、父親の不在と女性の社会進出によるものではないかと思います。

戦後、徐々に女性の社会進出が進んでいき、発言権を持つようになり、女性の考え方が徐々に変化していったことと、
家庭内において父親の不在が増えて行ったことによって、
徐々に父親の威厳が無くなっていったのではないでしょうか。
また、核家族化も大きな要因の1つだったと思います。
ただし、これは都心部に限ることだと思います。

第1種産業に従事している場合は、職場と居住地が一緒の場合が多いので、
兼業農家が増えてから同じようなことが起こったのではないでしょうか。

労働意欲に関しては、団塊ジュニアだけの問題では無いと思うので、少し無理があるように思いますが・・・

eri3loveさんへ

コメント、ありがとうございます。

漢字の読み間違いは誰も正してくれませんよね。当人が恥をかいて終わりです。男根ジュニアは精子か?という話になりそうです。

働く姿を見せられないことで男は給料運搬人になったように思えます。スーパーの魚売場しか知らない子供が、魚は切り身で泳いでいると勘違いするのと同じでしょうか。都市部での父権喪失というご指摘はもっともだと思います。

同書が書かれた以降の変化を述べるなら、夫婦で働かないと生活出来なくなった点が挙げられると思えます。アッパーミドル以上でないと専業主婦(階層の維持に強力な役割を果たしていることを三浦氏は数値で示しております。同氏の「格差は遺伝する」に詳細が述べられております。)は成り立たないと思えます。当然ですが、父親の発言力は相対的に落ちる事になります。

三浦氏の分析(同書に限らず)が見事だと思えるのは、ミドルクラスが分裂し、アッパーミドル未満のクラスが一緒に落ちていくと予想していた点でしょうか。

同書で触れている団塊ジュニアの労働意欲の問題が全世代の問題へと変化していくのは上述のミドルクラスの分裂に起因すると思えます。その最初の兆しが団塊ジュニアに現れていたと解釈するならば整合性があるように思えます。


昔の方が父親はもっと仕事人間で不在が多くなかったですか?

でも威厳はありましたよね?

なんでしょうね
女性が社会進出したからってだけじゃない気が‥

社会進出してない女性も‥


周りの身近なママさん達見てると、なんか、ねぇ~(笑)

奥様主権

私のママ友も
圧倒的に
だんな様より強い立場の人が多いです。

お父さん!ガンバレ~

とどのつまり

昔へ戻すのが一番!って皆様
思うからこそ農業が見直され、
バイオテクノロジー、産業構築、
株式会社化、などと色々カタチが
変わってきているのかもしれません。
暮らしに於いても過疎化した農村に
家族で移住して自給自足する若い
世代が増えてるみたいですし…
♪昼間のパパはちょっと違う〜
ってみせたいんですねっ☆(笑)
しかし、フリーターを必要とする
企業が有る事も、間違いない 事実
ですね?'`ィ(´∀`∩MAMA♡より

Oinaさんへ

コメント、ありがとうございます。

鋭いご指摘です。言わんといていることは感覚的には分かるのですが上手く言葉で表現できません。

父親の威厳が落ちたのは母親が父親の面子を公(例え家族だけであっても子供の前では)の場では立てていたように思えます。今はそれは無くなったのではないでしょうか。例えば、朝刊に最初に手をつけていいのは父であるとか(妻の実家に行くとこれに気をつけます。)、食事に最初に箸をのばすのは父からだとか、おかずに露骨な差異があるとか(肴がつく)が無くなったように思えます。

女性の社会進出だけでは無いという指摘はもっともです。それだけで男の威厳は落ちるか?と言えば説明に無理があります。

仮説ですが、女性同士の横のつながりが強化されたというのは如何でしょうか?お茶会でつながることは昔もありましたが、ママ友飲み会で午前様なんて許されることではありませんでした。今は違いますよね。許さない家庭もあるようですが。

人口の半分は女性だと考えるなら、横のつながりの強化は家庭にも影響するかもしれません。子供達にもママ友つながりの方が身近だと思います。

でも、上述の事項だけでは根本を説明したとは言い難いですね。なんか感覚的に得た指摘には程遠いように思えます。

難問です。


麗子さんへ

コメント、ありがとうございます。

周囲をみてもですか。身近な現象ですね。

どうやったら説明がつのでしょうか。謎です。

ミニチは出世レースから脱落して威厳もへったくれもありません。ああ、負けたんだ、コイツというのは自然と伝わります。暇になったお陰でブログを書いていられますが。


knight &MAMAさんへ

コメント、ありがとうございます。

いきなり、忌野清志郎ですね。あの歌を聴いた時は腰を抜かしそうになりました。ええっ!というのが感想でした。一番、家庭から遠そうな人が歌うのかという感じがしました。

農業の問題は深刻みたいですね。みたいですねと書くと第三者みたいですが。門外漢なので分かりません。大規模化による収益改善みたいな話もありますが、真っ平らな農地でないと効率化は図れないかと。

フリーター、パートに頼る企業は如何なものかと思います。名指しすれば、東京ディズニーランドを運営しているオリエンタルランドでしょうか。あれほど、労働集約的な職場はないと思います。バイトにおんぶに抱っこです。

バイトに頼るというのは、人件費を切りつめる、削減したい時に削減する思惑があるからです。雇用なんて知ったことではありませんと言うも同然です。経営が社会的責任を果たしていないと言っても過言ではないと思います。

金妻

金妻は確か高校生の頃だったので見ていないのですが、
お友達の親戚さんの家がそのままセットに使われていました。
お泊りさせてもらったけど、旧外人住宅で、芝生の庭付きの素敵な家だったのを覚えています。
今ならドラマを見てみたい気もしますね。

父親の威厳

なんてある家庭じゃなかったですね。
両親の事を大事に思えるようになったのは、自分も家庭を持ってからですね。
父親に似てる男性とは絶対に結婚しないと思っていましたが、結局良く似た人と結婚しました・・・(笑)
娘にとって、父親の男性像って本当に大切です。

youさんへ

コメント、ありがとうございます。

あのドラマ以降、二子玉川の地価が一気に上がったように記憶しています。まあ、バブルが始まっていたので、不動産は値上がり傾向にはありましたけど。

ロケ地にお泊まり出来ましたか。羨ましい話です。あっ、ドラマは観ていませんでした。

ひとみさんへ

コメント、ありがとうございます。

親の意見となすびの花は何とやらと言いますが、親になってみるとその通りだと実感します。

親と似た人と結婚される方は意外と多いみたいですね。そっくり夫婦とか見かけると夫が母親似の女性を選んだなと勘ぐってしまいます。



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