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ニッポンの男たち


副題に、フランス女性が聞いたホンネの話とあります。ミュリエル・ジョリヴェ氏が書き、鳥取絹子氏が翻訳されています。2002年11月に筑摩書房から出版されています。

最初は、軽く読める本だと思っていました。十年前の一般的日本男性をフランス男性と比較して相違点を浮かび上がらせるだけだとうと思っていました。装丁も軽いノリでしたし。

読み始めたら、なんなのコレ。難解でした。

パラ詠みした時に、簡単なルポだと思ったのは、著者が社会分析学(仏国の社会学者ピエール・ブルデューの造語で、社会学と精神分析学を組み合わせた方法論。)を採用していたからでした。

イントロダクションに痛烈な言葉がありました。以下、引用です。

現在の日本の父親は、家族からはもう尊敬されず、家では邪魔者扱いされているのを認めている。会社からも家族からも見捨てられ、誰に助けを求めたらいいのかわからなくなっている。

とても、強烈な文章です。

同書は幅広い問題を扱っています。松田道雄先生の話も出てきますし、アルコール依存症、家庭内DV、母子固着、帰宅拒否症候群、ひきこもり、拒食症、ホームレス、セックスレス、同性愛等々の問題が取り上げられています。

家庭内に何らかの問題をお持ちの方は、同書に解決の糸口もしくはヒントを見いだせるかもしれません。



必要な方がいらっしゃれば、図書館でお探しになられては如何でしょうか。



関連URL:おやじ対こども






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コメント

この本は・・・

日本人が書きにくいテーマが多く書かれているのですね。

日本人男性の書かれようは散々ですが
良いことは書いてなかったのでしょうか?
海外作品に出てくる日本人役って、
確かにあまり良いイメージがありません。
逆に日本女性は外国の男性にもてますよね。

youさんへ

コメント、ありがとうございます。

問題点の抽出がテーマだったので良い点は挙げられていませんでした。

日本女性はもてます。大和撫子と誤解されているか、イエローキャブと思われているかのいずれかだと個人的には感じますが。理解はされていないように思えます。日本人自体が何かという難問に突き当たると思えます。

日本男性の良い点は何でしょうね。相変わらず仕事優先の生き方なのでしょうか。しかし、ビジネスでの競争は女性も参入したので厳しくなってきました。新卒の正規雇用も頭打ちです。一度失敗すると落ちるだけに思えます。

ラッセル卿は社会福祉の拡充に頼れば父親は家庭に必要な存在ではなくなると指摘していました。なるほどと思います。

生物は、全ての雄が生殖する必要はありません。適者生存とでも言いましょうか。残念ながら現代日本社会は同様な状況に陥っていくように思えます。

単なる

コミュニケーション不足が、全てを崩れさせていくのでは?と
思いますね。
日本人はコミュニケーションを取るのが、とても苦手でもあると
思います。

ひとみさんへ

コメント、ありがとうございます。

コミュニケーションに着目されるのはお見事な洞察ですね。

たしかにコミュニケーション下手な人は増えたように感じますね。

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