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東洋脳X西洋脳

副題に、多極化する世界で生きるヒントとあります。茂木健一郎氏と加藤徹氏の対談集で、中公新書から出版されています。

主なテーマは中国について語られています。

以下、加藤氏の発言を引用です。

いい意味では多民族国家ですが、少し意地悪な言い方をすれば、100年前までは、漢民族は満州人に支配されていましたから、漢民族の庶民の感覚からすると、征服したり制服されたりするのはおあいこのことなんですね。

そして、日本は米国にしか占領された経験がないから他民族が支配することに嫌悪感を感じると指摘されております。

更に、加藤氏の発言を引用します。

漢文の本質は書記言語です。だから、夏目漱石も、中国語はできませんでしたが、中国人が読んでも感心するほどの漢詩を書けました。それは、漢文の偉大さだと思います。

こういう話を高校の授業中に聞いていれば良かったと後悔します。真面目に勉強しなかった自分が悪いのですが。

その他、大勢の著名人を挙げて、如何に彼らが漢文を大切にしたかが語られています。日本語に如何に漢文が取り込まれてきたかが多く語られています。一読の価値がございます。

以下、茂木氏の発言の引用です。

個が確立しないということは、福沢諭吉や夏目漱石の遺言であり、日本の近代化に残された宿題でもあります。要するに、福沢諭吉は「独立自尊」ということを言ったし、夏目漱石も「私の個人主義」と言っていたけど、彼らの発言はいなまだに理解されていないでしょう。日本人は相変わらず組織や肩書きで他人を評価しようとします。自分一人で立っているという気概が薄いのです。

手厳しい指摘です。自分一人で立つ孤独感は日本の社会であれば必ずつきまといます。変な人という評価に晒されることになります。それでも、個であることを貫けるのか?難しいです。

グローバル化が進む中、個であることを意識しないことには身が持たなくなるでしょう。ある日、突然に見知らぬ土地に放り出されるのです。


ああ、怖い。






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