FC2ブログ

ムーミンのふたつの顔

富原真弓氏が筑摩書房から出版されています。富原真弓氏は聖心女子大学の哲学科の教授だそうです。聖心で哲学というのはなんか違和感を覚えますが、学科はあるのですね。

講談社から全集が出版されています。訳者は本によって違います。全員がスウェーデン語から翻訳したとは思えないのですが、実態はどうなのでしょうか。

最初にムーミンを翻訳された方はスウェーデン語と格闘したと何かで読みました。先駆者には苦労がつきまといます。

富原真弓氏も上述の全集で訳者の1人として名を連ねています。

てっきり、子供向けの童話が全てだと思っていました。違いました。話が飛躍的に伸びていくのは英国の夕刊紙での連載が決まってからだったようです。挿し絵と話で構成される内容です。故に、日本で出版されているムーミン全集に全てのイラストがついているのかという疑問が沸きます。

その時代の英国で誕生したファンタジーは、ホビットの冒険(1937年。ちょっと古い)、ナルニア国物語のライオンと魔女(1950年)、床下の小人たち(1952年。これはジブリがアニメ化しました。たしか、監督は夭逝されたと記憶しています。)

英国での連載は、ムーミンはトロールだけど、違うトロールだという説明から入ったようです。トロールの手近な例を挙げれば、ハリーポッターの第一作で登場しています。夜中に出てくる凶暴な巨人というイメージが強いです。あとは頭の悪い巨人とか良いイメージではありません。そのトロールをモデルにしているのには驚きです。

フィンランドではフィンランド語とスウェーデン語の二カ国語が公用語になっている点も挙げられています。(この二つの言語は共通性が皆無だそうです。)ムーミンの原書は全てスウェーデン語で書かれているようです。北欧の歴史を読んでいるといつもこの言語で行き詰まります。

特にフィンランドはロシアに併合されたりしており、複雑な歴史を辿っています。現在も海域を巡る争いは絶えないようです。

ムーミンを世界で初めてアニメ化したのは日本だそうです。途中で製作会社が変わることも有ったようです。後半は著者の意図をかなり組み入れたようです。日本は稀にみるムーミン人気がある国のようです。

尚、ムーミンは姉弟で書かれており、途中から作風が微妙な変化を見せていると指摘されていました。



なんにせよ、ムーミンはいいなあ。







スポンサーサイト
[PR]

コメント

かなり余談ですが

九州にある ムーミンカフェ、
人気があるのだそうです。
知り合いからの情報(笑)

トロールの妖精(*^▽^*)を
信じる座敷童MAMA♡よりぃ

エタセクknight&MAMAさんへ

コメント、ありがとうございます。

同書によれば、ムーミングッズがこれだけあるのは日本だけだそうです。ムーミングッズはちゃんと調べていないのですが、原作に近いのかアニメに近いのかは気になります。教えて頂けますか?

しかしまあ、ムーミンカフェまでありますか。近所にあれば入り浸りになりそうです。危ない、危ない。

トロールの妖精などとサラリと書かれていますが、かなり深い言葉ですね。トロールと妖精の両方を知らないと読み流すことになります。座敷童も然り。

妖精ネタで記事をお願いします。あ、ティンカー・ベルはメインにしないで下さい。惑わされますから。(笑)





コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

ミニチ

Author:ミニチ
アホが感染してもしりません。

最近の記事
最近のコメント
カテゴリー
月別アーカイブ
FC2カウンター
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログランキング

FC2ブログランキング

検索フォーム
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文: