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日本のリアル 3

農業、漁業、林業、そして食卓を語り合うと副題がついています。PHP新書から出版されております。養老孟司氏がカキ養殖のプロである畠山重篤氏と対談されております。その内容についてご紹介させて頂きます。

畠山重篤氏は気仙沼でカキ養殖を営まれており、植樹活動もされております。

さて、気仙沼でカキ養殖をされているということは東日本大震災で被害に遭われたということになります。当初の予測を上回る海の回復力に驚かれたようです。

問題は海の回復力ではなく、日本の銀行はカネを貸してくれないという経済的困難だったようです。

以下、畠山重篤氏の発言を引用させて頂きます。

最初に支援を申し出てくれたのは政府ではなかったですね。実はフランス料理のコックさんたちの集まりだったんです。<中略>今、フランスで養殖されているカキの先祖は、宮城県で生産されている「宮城種」という種カキが輸出されたものです。<中略>向こうの人は恩義をかんじてくれていて、だから今回の震災に際しても、フランス料理のコックさんたちが「宮城のカキを助けよう」と立ち上がってくれたんです。

日本人として恥ずかしい。この一言に尽きます。

更に、畠山重篤氏の発言を引用させて頂きます。

次ぎに支援の手を差し伸べてくれたのは、高級ブランドのルイ・ヴィトンでした。<中略>やはり宮城種がフランスのカキを救い、フランスの食文化を守ったという話をされていました。

日本人として赤面していまいます。この一言に尽きます。

尚、三番目の支援者を引用させて頂きます。

奄美大島出身で香港でビジネスを起こして成功している人と知り合ったのですが、その人が津波の後の四月にひょっこりここにお見えになったんです。その人から「何か困っていることはありませんか」と聞かれたので、正直に「船がなくて困っています」と言いました。すると、「私がプレゼントしましょう」とおっしゃって、中古の性能のいい船を買ってくれました。

要するに、支援してくれた人達は1番から3番までが日本に住んでいないし、支援してくれたのは日本政府でもないし、自民党でも民主党でもなかったということです。如何、思われますか?

税金はマトモに払っているし、出来る限りの範囲で寄付金も贈った。
しかし、それがどうした?
誰かを助けたのか?
現地でアシストをしたのか?

全ての答えは、否。

何も出来なかったと痛感します。

尚、対談は海と川と山の関連性が主題です。手短に書くなら皆が連動しているという話です。ダムが如何にして生態系を壊していくかという過程も書かれていました。非常に分かりやすい説明でした。

大昔のマンハッタンの貧乏人はカキとパンしか食えなかった話も盛り込まれています。今時、マンハッタンでカキを食べる度胸はありません。クレジットカード払いにして翌月に地獄を見るのでしょう。そもそもチップで財布が空になるのでは?



お勧めの対談です。




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