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道草

帰り道によく喰う方ではなく夏目漱石の「道草」です。手元にあるのは、岩波文庫で第64刷です。

「道草」は1915年6月から9月にかけて新聞で連載されました。「こころ」の翌年になります。

しかしながら、大正の人は朝からこんな陰鬱な小説をよく読んだと思います。ええ、本当に。当時は、新聞を読む人が限られていたとも思えます。もっとも、当時から夕刊フジの類もあったとか。(注1)

今は新聞を読む人が限られてきたと聞きます。

いい歳をした大人(大学生以上)が新聞を読まないのは信じがたい話ですが、テレビ欄しか見ない人もいます。テレビ欄を眺めておけばどういった番組が放送されるか察しがつく利点もあります。今はテレビの画面上(正しくはレコーダーを通して)で番組欄が見られますから新聞のテレビ欄すら見ない人は増えるでしょう。

そもそも、チラシしかとらない人が増えています。

家庭欄とか参考になると思います。ニュースは即時性に欠くのであまり気にしていません。ざざっと眺めれば充分だと思います。

さて、「道草」です。

日本語は面白い。そして、難しい。どちらかと言えば、如何に難しいかを突きつけられた感がありました。

たわわに実る言葉が楽しくなります。漢語と平仮名が紡ぎ出す文章です。日本人でよかったと思います。

しかし、「二反ずつ規則のように」と書かれると駄目です。距離感が掴めません。

似たような事が下村湖人の「次郎物語」でもありました。母が病床に伏し、回復を願う幼い次郎が肉を買い求めるのですが、何貫という単位が出てきます。クライマックスで目隠しされたのも同然です。

寸、尺、間までは感覚的に分かりますが、距離としての反だの町だのといった昔の単位は難しいと思います。重さも同様です。



註釈:この記事をアップした時点(12月8日時点)でまだ読み終えていません。まずいぞ、ミニチ。

注1)山本夏彦氏が「私の岩波物語」で書いていた記憶があります。





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コメント

日本語

日本語は美しくて意味深い
まるで日本人の深層心理のように。
「道草」は読んだことがありませんが
「こころ」は好きです。
心を持って生まれた生き物、人間は
心があるゆえに悩み苦しみ
一生、常々何かを思い、誰かを想い
果てしない想像や妄想を巡らす。
臓器のように形としては見えないけど
大切な人間の器官ですね。

人生における道草は
時には必要でしょうね。

昔・・・

中学~高校の時に夏目漱石をはじめ、日本の文学作品を
頑張って読んでいた時期がありました。

夏目漱石は「坊ちゃん」や「吾輩は猫である」の印象が強かったので、こころや道草などを読んだ時に軽いショックを受けたのを
覚えています。

何だか青春だな~

次郎物語

そこにひかれてしまいました(笑)

読んでたんですよ、小学校5年だか6年だかで、第一部。
その後しばらく放置して、中学卒業までに全部読み終えた記憶があります。

読めない漢字やピンとこない単位もありましたけどね。
そこうは想像力を駆使した覚えがあります(笑)

あの頃は、難解な読み物読むのが大好きでしたねぇ。
(でも、理系人間なんですが)

今読むと・・・・・読めるかどうか自信が無いわ(^^ゞ

よしのんさんへ

コメント、ありがとうございます。

言葉と深層心理を結ぶ視点がお見事です。なるほど。

器官という示唆も素晴らしいですね。すっと腑に落ちる感覚を得られました。ありがとうございます。

eri3loveさんへ

コメント、ありがとうございます。

いいですね、中高生の夏目漱石。やはり、その時代に読まないといけない作品はあるのでしょうね。

何度も読み直しますが新鮮です。最近では「明暗」が潜る感触を与えてくれます。

もっとも、これはオリジナル(旧字旧かな)とは違うのだろうなと思います。

勢いで全集を揃えました。殺されそうです。

なつこさんへ

コメント、ありがとうざいます。

次郎物語は好きです。心が氷塊し成長する過程が魅力的です。あまり有名な作品ではないのでお仲間が出来てうれしいです。

一緒にするな?

失礼しました。

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