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大河ドラマ

視聴率は前々回についでいるようです。如何でしょうか。ついつい観ます。2012年の大河ドラマはカメラワークやら演出やら役者に凝っていました。でも、視聴率はとれなかったようです。数字は知りません。連続ドラマの「梅ちゃん先生」が好評だったようなのでなんとか乗り越えた2012年だったと思います。

平清盛を題材にした大河ドラマというのが難しかったと思います。平安末期という時期が厄介です。やがて、金銭至上主義の室町時代に突入していく訳ですし、退廃したまま更に腐る入り口です。金閣寺を建てたアイツは日本史上最低の売国奴だと思います。日本が独立を逃した時期を述べるなら、足利義満と太平洋戦争後の占領時期ではないでしょうか。

こういう点を学校で教わりませんでした。今の義務教育も教えていないと思います。勘合貿易が何を意味するか教えないでどうするのだろうかと思います。

さて、今年の大河ドラマは会津藩です。これまた難しいと思います。その舞台は日新館です。概略はドラマになっているでしょうから端折ります。要するにいい教育をし、結果を出していたとなります。

しかし、上士の子供が下級武士の子供を苛めた話を何処かで読みました。多分、事実でしょう。但し、他の藩と比べれば一致団結する気概は有ったようです。細かい揉め事は有ったにせよ。故に戊辰戦争は戦いました。

卑怯者相手に堂々と。

長岡藩も参戦しました。これは藩として参戦したというより藩内の同調者を押さえ込めきれず巻き込まれたというのが正しいでしょう。お隣さんは飢饉の恩を忘れました。勝てる戦ではありませんから仕方ないと思います。

松平容保氏は苦しかったと思います。自刃したくても、割腹すれば皆が殉ずるのが分かりきっていたから出来なかったのではないでしょうか。これは私見です。

萩市は会津若松市に姉妹都市を申し込んでは断られています。いいんです、それで。



中村彰彦氏がPHP研究所で編纂した「会津武士道」はお手軽なガイドになる一冊です。文献探しに役立つと思います。






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タグ : 会津 新島八重 同志社 女子教育 薩摩 長州

コメント

お説ご尤もに

存じ上げます。 現在の義務教育、特に歴史教育には大きな違和感を感じております。 日本人の矜持を捨てた無国籍教育とでも言いいたいです。 ミニチさんのブログ、とても勉強になり、興味深い内容! またお邪魔させて下さい

大河ドラマ

大河ドラマはよく見ています。
父親の影響かも。小さい頃は、日曜の夜はどの家庭でも大河ドラマを見ているものだと思っていて、そうでないということを知って衝撃を受けました。
今年の大河ドラマはある意味「王道」ですね。
そういう意味ではちょっとつまらないです。
昨年の大河ドラマは個人的にはすごくおもしろかったです。
主人公を美化して描かなかったところが何しろすばらしいし、視聴率がガタガタになった要因だと思います。
理想と信念を持ち、正義感で、人情家で、勇敢で、そして顔がいいーこれが今までの大河の主人公。
これをものの見事に崩したのは痛快でした。特に、最後の方、際限ない権力欲にとりつかれ、半ばおかしくなっていく清盛を描いているあたり、キューブリックあたりの映画を観ているようでした。
前田利家が戦場離脱で柴田勝家を裏切ったことや、直江山城守が、関ヶ原のあと、あっさり「義」を捨てて家康にわびを入れたこと、近藤勇が長逗留で戦機を逃して戦に敗れたこと、徳川家康が非情に豊臣家抹殺を図ったことなど、主人公のダークな面や格好悪いところはまともに描かないのが大河ドラマ。
毎年見つつも、ものたりない・・・
あれだけの低視聴率のあと、NHKには八重や会津藩のネガティブな面を描く度胸はないでしょうね。

S19さんへ

コメント、ありがとうございます。

拙いブログですので勉強させて頂ければ幸いです。

歴史をどう眺めるかという話と歴史教育は別物であるといった話を山本夏彦氏は散々に書かれていると記憶しています。肯ける点が多くあります。

国益を担う世代に対して知ってほしい流れというのが歴史教育であり、冷めた言い方をすれば都合の良い解釈だと言えます。本当に学びたい者だけが歴史を勉強できる環境を整えておくだけで十分だと思います。

今は歴史教育が政治に左右されすぎている感が否めません。

教えて頂ける点がございましたら、お願い致します。

Kaisubさんへ

コメント、ありがとうございます。

長くブログを続けているとこのようなコメントを頂けるのがうれしい限りです。非常に深い内容です。

家族の団欒が崩壊したのはどの時代なのだろうかと思いおこさせて頂けます。

http://minichi.blog62.fc2.com/blog-entry-1170.html
でも紹介させて頂きましたが、食事を一緒にとることさえない時代になりました。家業で働かなくなったからだと思います。

視聴率を考えなければ、作品としての評価は然るべきものがあってもよいかもしれません。NHKの連続ドラマ「ちりとてちん」は視聴率は低かったがDVDの売り上げは最高値だったこともあります。まだ、評価には早いかもしれません。ご指摘頂いたような崩れていく場面まで描くのは制作者としては勇気が必要だと思います。勧善懲悪の方が分かりやすく面白いと思います。

仰る通り、陰となる史実も多いと思います。前田利家の立場から考えれば柴田君にそこまでオツキアイする必要はないと思えます。皮肉ではなく、柴田勝家の見当違いに非が有ったと思えます。

関ヶ原は政治的にも天下分け目、寧ろ戦より政治の勝利を徳川家康にもたらし、長男の犠牲を取り戻すかのごとく事を進め、家光の放言につながったと感じます。良し悪しは別として安定したことで長期安定政権を得て文化が形成されました。大方の日本人には豊臣秀吉のような夢は見れなくなったものの生活は安定したからいいじゃないかとも言えませんでしょうか。随分と乱暴な感覚ですが。

陰といえば、比叡山でしょうか。織田信長の虐殺も酷いのですが比叡山の堕落も酷いものでした。どちらが良いとか悪いでなく人間の欲望は公にできないものが多くあり、時として絶望的な結果を招くとも思えます。

大河ドラマは「安心」して家族で観れる番組でないと困りものだと思えます。勧善懲悪とまではいかなくても恥ずかしくない物語でないと困ります。

http://minichi.blog62.fc2.com/blog-entry-992.html
でご紹介させて頂いたように番組にはしたくない内容もあります。全員一人残らずが武士として、藩民として生きたなんて歴史が残る筈はないのが当然です。しかしながら傾向としては、会津藩に生まれていない養子の松平容保さえ、会津武士として生きなければいけなかった点は注目に値すると思います。

武士の心得を後世に残した葉隠を持つ鍋島藩は、白虎隊の墓を暴いて野ざらしにするという日本人の美学とは相いれない行動をしております。本来は口伝の奥義を文章に残したことからして問題なのですが、そういう行為が出来る藩なら武士の墓も暴くかもしれません。いきなり武士になんかなれないし、なれない土壌はあったともいえます。

一方、会津武士の末裔(生きていたのかという疑問もありますが残された方が辛いと思います。)は明治の軍人として欧州から尊敬される行為を行ってきました。日本軍が一人残らず悪者であるかのような教育はやめてもいい頃合いだと思います。

さて、コメント欄は書きたい放題にしております。何か追記がございましたらお願いします。






The night they drove old dixie down

しつこいコメントで失礼します。
前田利家については、個人的にちょっと興味がありまして。
柴田の組下となっていて、秀吉ともよしみがあるという彼の立場は微妙なものだったのはたしかです。
ただ、武門としての筋を通すという意味では、籠城という選択肢もあったと思います。それをしなかった彼の行動は、やはり叛応と見るべきだし、本人もそれを認識していたと思います。
ここでの彼の葛藤を描いていたら、人間描写としては深まった気がします。
ただ、実際、どうもあんまり葛藤した様子がないように思われます。豊臣政権下ですんなりと実力者として納まり、悪びれた様子もほとんどないですし。(司馬遼太郎流にいうと「この男のおかしさは・・・」というところでしょうか)そういうちょっと欠落したというか、変わった感覚の持ち主として描いていたらまたおもしろかったかもしれません。(視聴率は取れないか・・・)

話は変わりますが、会津若松市が萩市との姉妹都市を断ったという話で思い出したのが、1969年代に、人気ロックバンドThe Bandの歌った”The night they drove old dixie down”という曲。(ジョーンバエズがカバーして大ヒットしました)
この曲は、南北戦争で敗れ、戦争で兄弟を亡くし、土地は荒れ果て、仕事もなく途方に暮れているといった南部人の悲哀を歌った歌です。
100年以上前の曾祖父の時代を歌ったこの曲が南部人達の共感を呼んだというのと、会津若松の人たちと共通したものがあるように感じます。
自分はなんの被害を受けていなくとも、はるか前の時代に自分の祖国、ふるさとを踏みにじられたという記憶は、心の傷として長く残るものなのでしょうね。

Kaisubさんへ

コメントに気が付かず失礼しました。

実は前田利家も司馬遼太郎も不勉強なんです。








試験に出ないと思ったから。

失礼しました。こーゆー奴なんです、ミニチ。

前田利家と聞けばチーム秀吉の幹部だったけどいつのまにか秀吉が出世街道を駆け上り「あんまりオモシロクないのよ」と思っていた程度に思い込んでいました。

たしかにifの話を持ち出してもなんですが別な選択肢も有っただろうという示唆はあるのですね。勉強になりました。

ロックの話はディープですね。これまた不勉強です。

試験に出ないと思ったので。

1970年前後のロックに好きな方々はおりますが書ける程の知識はございません。勉強させてもらえると嬉しいです。

この年、英国のタブロイド紙がOh!No!という見出しでジョンレノン結婚を報じていた程度しか知りません。(これしか知らないのデスヨ。)

ロック話のコメントを今後もお願いします。

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