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京子さんが教えてくれた <中> ver2.0

京子さんは僕より三歳年上の二十歳の女子大生だった。茶色い毛先は染めたのではなく、潮が自然と染めた色だった。京子さんのサーファーカットは本物だった。陸サーファーのそれとは違う本物だった。だって、サーフボードとリーシュしか持たないサーファーだったから本物でしかありなかった。せいぜい、細いアンクレット位しかつけていなかった。波にのる人ってこういう人のことを言うのだと思った。無駄をそぎ落とした姿だった。何度も京子さんを探して砂浜に降りる階段に腰掛ける日が増えていった。海の向こうに絵里は消えていた。

「いつも私をみているのね、何?」
京子さんから話かけられた時、心臓が破裂するかと思った。京子さんに問い詰められて僕は困ってしまった。京子さんから話かけられるだなんて想像もしていなかったからだ。僕は京子さんを見ていたけど、京子さんは波しか探していなかった。

たしかに毎回のように黒い詰襟の高校生が来ていれば気が付くのは当たり前だと思う。これは僕が後になってわかったことで、当時は分からなかった。気が付けば気になるだろう。そして、気になるというのは時として癇に障るという意味も持ち得ると思った。京子さんの邪魔をしていたかもしれない。だって、京子さんは波しか見ていなかったから。

問い詰められた僕はしどろもどろになった。何を話したかは忘れてしまった。とにかく、京子さんには僕の制服で近くの高校生だとわかっていたし、いつしか砂浜に降りる階段で顔を合わせれば話をしてくれるお姉さんになってくれた。オトナのお姉さんは高校生だった僕にはとても刺激的だったし、憧れだった。同級生なんかめじゃない。そう僕は確信した。でも、京子さんと肩を並べられただなんて奢りは微塵もなかった。

京子さんがサーフィンを終えて砂浜に戻ってくると背中のチャックを下す役割を僕に与えてくれるようになった。浅く日焼けした肌からは思いつかないような真っ白な背筋を僕は見た。そして、僕がその背筋に指をすべらせた時、京子さんは言った。

「教えてあげる」



ベッドが軋んだ。




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