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不耕起でよみがえる

岩澤信夫氏が創森社から刊行されています。

田起しや代かきをしない稲作というのが摩訶不思議です。一番辛い作業をしていないとなりますし、これを怠らずに丁寧に繰り返すのが勤勉な稲作農家と信じて疑いませんでした。例えば、田起し。冬期の田起しは冷たい風に土を晒して虫避けするという意味があります。代かきは全くしないという意味ではありません。一応は土の表面をならすようです。何にせよ、農業に対して持っていた固定観念を覆された一冊です。

地域によって冬期に冠水させたりクローバーを撒いたりします。冠水させる場合、田んぼの生態系を維持させていくという考え方だそうです。カルガモによる除草は上手くいかないといった話もありました。クローバーを撒くのは他の草が生える予防になるようです。但し、温暖な地域でないと適さないようです。気候によって適した方法があるようです。

自然に適した農法は何かという疑問が付きまとうようになりました。ただ、岩澤農法には1993年の冷害の最中に実らせた実績があります。

尚、岩澤氏は単独での挑戦は勧めておりません。集落でリスク分散しながらの試験を勧めております。失敗しても生活に困らない範囲で試すという意味に読めました。そして、村社会では単独での挑戦は許さないということにもなります。

稲作社会は共同体であり、結束を求められます。プライバシーが無いという話に直結します。善し悪しはあるにせよ、家族・集落から逃れて生きて行けないとなります。皆と同じにしないといけないという習性が必要でしょう。

さて、治山治水という言葉が頻繁に出てきます。江戸時代からの水利権に未だに手がつけられないという話でした。結という村落で行われる強制を伴う人手がないと守れないものがあるのだと思いました。これを考えると新田開発というものが如何に大変なことかとなります。

だからこそ、戦後に失敗している(まだ終わっていないので)干拓事業の胡散臭さを感じます。






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