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再会 <下>


「まずは、冷奴と大ジョッキを2つずつね。」
店員さんは注文を厨房へ伝えに去った。
「いいねえ。剛は変わっていないなあ。」
彼は上着を隣の椅子の背もたれにかけながら言った。
「変わったよ。知り合ってからだと、もう十年だよ。」
「そんなことないって。」
彼の笑顔は今も昔も同じだった。



初めて彼の前でビキニを脱いだのは、初めて抱き合ってから二週間ほど後だったと記憶している。彼とビキニ姿で抱き合う度に、彼は僕のペニスを見たがった。しかし、彼の赤黒くエラのはった大きなペニスとは違って、僕のペニスは仮性包茎だったし、勃起してもビキニからはみ出ない粗末な代物だった。彼に見せるのがとても恥ずかしかった。

その日は午前中で講義が終わり、同好会も無い日だったので、昼食を学生食堂で食べた後に僕のアパートに戻ってきていた。当然のように、玄関の戸を閉めた途端に彼に背後から抱きしめられて、Tシャツもジーンズも脱がされてビキニ1つの格好にされた。僕は玄関を兼ねた小さな台所で彼と向き合って舌先を吸い込まれながら、彼のシャツとジーンズを脱がした。手のひらで軽く撫でるように彼のビキニを撫で回すと、簡単にペニスが勃起してビキニからはみ出た。茎の長さを確かめるように指先で彼のペニスを探りながら、唾液を貪りあうようなキスを続けていた。彼の指先は僕の両方の乳首をこねるように弄り回していた。いつものことだが、彼のビキニを脱がしながら僕は彼のペニスに触れ、彼は僕の乳首に触れた。

彼に促されて隣室のベッドに仰向けに寝ると、彼が覆いかぶさってきた。首筋を執拗に舐められる度に嗚咽を漏らしていた。この頃には僕は自分から彼のペニスに触るようになっていた。キスを浴びながら彼の硬い血潮の塊を掌中に感じるのが好きだった。大きさをしっかりと感じとるため、彼のペニスに触れた。

「剛のちっちゃいオチンチンが硬くなっているのが分かるよ。」
彼は僕の乳首を指の腹でまわすように撫でていた。
「いやだよ、恥ずかしいよ。」
僕の腰が引けて腿を擦り合わせるようにすると、彼はそれを押しとどめた。彼はM字に開脚させるのが好きだったし、僕もその格好でキスされたり、体を撫でられるのが好きだった。
「剛はオチンチンが小さいから勃起してもはみでないんだよね。」
「恥ずかしいこと言わないでよ。」
「だって、本当のことじゃないか。剛はオチンチンが小さいだろう?」
「弘のが大きいんだよ。」
「まさか。俺のは普通サイズだよ。剛が小さいの。皮だって被っているし。」
「い、意地悪。」
「半剥けになった先っぽが滴を浮かべているよ。」
彼のペニスを握る手につい力が入る。
「剛が握っているソレと比べたら一目瞭然だぜ、きっと。」
はあんという溜息が僕の口から漏れると、彼は唇で僕の口を塞いだ。
「剛の小さいオチンチンは生意気に毛なんか生やしていないよな?」
「は、生えているよ。ちゃんと生えているよ。」
「ちっちゃいオチンチンには陰毛なんかいらないよ。」
「いるよ、いる。生えているんだから。」
「俺が綺麗に剃ってやるよ。」
彼の指先がビキニ前面を軽く撫で回した。彼が僕の膨らみを指先で撫でる度に我慢汁の染みが広がっていった。僕は射精の限界ぎりぎりだったかもしれない。彼のヌルヌルになった亀頭を奏でるように触っていると、彼が僕のビキニの両端に指をかけた。脱がされちゃう。でも、脱がされてもいいかも。いや、それは恥ずかしい。葛藤が僕の顔に浮かんだのだと思う。彼が再び優しいキスをした。そして、彼の舌先は僕の口腔内で暴れだした。僕は腰を浮かせて彼に脱がしてもいいよとサインを送った。



店員さんの持ってきた二つの大ジョッキと二人前の冷奴がテーブルに並んだ。
「じゃあ、再会を祝して乾杯。」
「乾杯。」
軽くジョッキを鳴らして、ビールを喉に流し込んだ。美味しそうにビールを飲む彼の顔を見れたことが嬉しかった。彼の笑顔は当時と変わっていなかった。



彼は僕のビキニを脚から外すと鼻先に持っていって匂いを嗅いだ。目を瞑って匂いを楽しむ彼にもっと感じて欲しくて、彼の亀頭を僕の亀頭に擦り付けた。二人の我慢汁でベトベトになっている様子はなんとも表現できない淫靡さを放っていた。大きなペニスと小さなペニスがくっつきあい、先端から透明な汁を垂れ流し続けていた。彼は僕の脱いだビキニの匂いを堪能すると、僕を抱き起こして浴室へ行こうと言った。約束通り彼が僕の陰毛を剃り落とすことになった。

湯船に腰掛けて彼に剃毛してもらう間、彼は散々に僕のペニスを弄り回した。恥ずかしくなって手で隠そうとすると手首を掴んで制された。完全に無毛オチンチンにされた後、彼はシャワーをあてて完成させてくれた。しゃがんだ彼の目前に突き出された僕のオチンチン。無毛にしてもらった亀頭が半剥けの小さなオチンチンは勃起していた。小さいながらもしっかりと我慢汁の滴を先端に浮かばせていた。突然、パクリと彼は僕のオチンチンをくわえ込んだ。吸い込まれるような感覚と唇に挟まれて絞りだされるような感覚が交互に訪れた。
「剛の味がするよ。」
スポンとペニスを口から離した彼が言った。
「・・・。」
無言のままで僕は腰をくねらせた。もっと、もっとしゃぶって欲しかった。彼は僕の目を見ながら舌を突き出して根元から先端にかけてペロリと舐めた。
「あううっ。」
嗚咽が浴室に響き、慌てて僕は自分の口を押さえた。立ち上がった彼が僕の顎を軽く掴んでキスをしてくれた。軽く唇同士が触れるようなキスだった。
「俺のもいいかな?」
彼のペニスはお腹にくっつくような勃起をして、先端からは我慢汁が溢れていた。彼にも気持ちよくなって欲しいと思った。彼に感じて欲しいと願っていた。すうっと僕の気持ちが軽くなったような気がした。しゃがみこんで彼の硬いペニスの根元を握った。僕は目を瞑って彼の亀頭を咥えた。歯を立てないように慎重に舌を裏筋にあててみた。彼のペニスが熱いと感じた。舌先を強く裏筋にあてたまま先端へ向かってなぞらせた。舌先に彼の我慢汁がのったのが分かった。素直に美味しいと感じた。彼の嗚咽を聞きながら一生懸命にペニスにしゃぶりついた。ジュポジュポと音をたてて赤黒い大きいなペニスの根元から先端までを吸い上げた。

「だ、駄目だ。いくぞ。」
彼が僕の頭を両手で掴んだ瞬間に迸りが口腔に広がった。苦味の強い精液が流し込まれてきた瞬間、僕も射精した。彼の射精後は搾り取るようにペニスを握った。最後の一滴まで僕は飲み込んだ。僕の口の中は彼の精液で満たされていた。喉に貼りつくような感覚を残しながら、彼が放った精液を飲んでいった。今までは彼がオナニーに使ったビキニに残された精液しか味わったことはなかった。しかし、初めて彼のペニスから精液をもらうことが出来た。大きく彼との関係が発展したように思えた。彼は大きく肩で息をしながら、僕を湯船の淵に座らせた。僕の射精を見つけると黙って僕の肩を抱きしめて、優しいディープキスをしてくれた。
「僕のこと、愛してくれている?」
彼の唇が離れた時に尋ねてみた。
「もちろんだよ。愛しているよ。」
今度は、僕からキスをした。同じように舌を差し込むキスをした。浴室をでた僕と彼はベットの上で、互いが二度の射精をするまでシックスナインで愛し合った。二度目の射精をする時は、仰向けに寝ていた僕と覆い被さっていた彼は同時に達することができた。激しい射精の後、互いの精液を口に含んだまま舌を絡めあった。二人の味が合わさり、恋人同士になれた気分だった。



「最近、調子はどうなの?奥さんと娘さんは元気かい?」
「相変わらずだよ、みんな元気だよ。弘のほうはどうなの?」
「家族サービスは、仕事より大変かな。あはは。」
彼はビールを一口飲むだけで顔を赤くする男だったが、今でも変わっていなかった。僕と彼は一緒に卒業し、同じ会社に就職をした。2ヶ月の研修を一緒に受けた後、互いの赴任地へと散った。数年間、彼とは飛行機で互いに行き来をしていたが、社内報で彼が表彰される記事を見たつけた時に潮時だと思った。彼には彼の生活を築いて欲しいと願った。でも、自分から去る気持ちは辛く、何度も泣いた。

「なんだよ、しんみりした顔して。」
「いや、別に。何でもないよ。」
僕は作り笑いを彼に見せた。彼は不思議そうな顔をしてジョッキのビールを飲み干した。

やがて、僕は上司から紹介された女性を結婚して、娘を授かった。僕は彼には何も伝えなかったが、彼は僕を祝福してくれた。彼も僕と殆ど同じ時期に結婚した。彼は僕を披露宴に招いてくれた。会社の同期の顔を崩さずに出席するのは辛かった。披露宴後に彼は同じホテル内に予約していた部屋に僕を呼んでくれた。最後に二人で愛し合ったのは、これが最後だった。泣きながら彼に抱かれた。彼は激しく僕を貪ってくれた。もう何年前の話になるのだろう。

肴を何品か並べ、二杯目の大ジョッキを頼み、店員さんが去った後、不意に彼が真顔になった。
「昔のこと、後悔してないか?」
「まさか。後悔してないよ。今でも思い出すもの。」
笑顔で彼に応えたが、心臓は高鳴っていた。昔みたいに?戻れる?戻ってみる?僕は葛藤がすぐ表情に表れるらしく、彼は僕を見ると笑顔に戻った。
「続きがあるかもな。」
ポツリと彼が呟いた。僕は無言のままだった。



彼の前で全裸になった日と彼にフェラチオをした日を一度に迎えた後、雪崩が起きた時のように一気に事は進んでいった。その一週間後に僕は彼にアナルヴァージンを捧げた。しかし、彼のペニスは大きく太すぎた。急激に拡げられた痛みに耐え切れずに、翌日は寝込んだままになった。彼はこれに懲りてアナルへの挿入をしようとはしなくなった。初めてのアナルセックスのことを鮮明に覚えていそうなものだが、記憶にあるのは痛みを堪えながら横向きに寝ていた事と彼が心配そうな顔で看病してくれた事だけだった。

続きがあるかもなと彼が呟いた時、当時の続きがあるとすればアナルセックスで楽しんでみることだった。偶然に再会して一緒に飲んでみて、彼と一緒にいることが楽しいと実感していた。肴を取り分ける時に指先が触れると僕は当時の事を思い出していた。

今も?

あの頃と同じ気持ちになれる?

でも、何年も前の話だ。躊躇して前へは踏み出せないように思えた。

目前の彼は手元でなにやら携帯電話を操作していた。そして、突然に画面を見せた。
「部屋、予約したよ。」
予約完了の画面を見せられた時、僕は彼ともう一度踏み出したいと切望していたことに気づかされた。




終わり


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コメント

言葉責めがね・・不覚にも感じてしまいました(^_^;)
彼が、非常ーに恋しくなりました!

キミさんへ

言葉責めを読んで濡れちゃいましたか。パンツ、はきかえましたか?風邪なんか引かないで下さいね。

うん・・・・

読んで感じちゃいました。

疼きました。

あなちゃんへ

コメント、ありがとうございます。
どのあたりで疼いたかを教えて頂けると嬉しいです。

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