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行人

行人といえば修行僧のことですが、今日は夏目漱石の小説です。胃潰瘍の為、連載を一時中断したもののなんとか完結させた作品です。

主人公の一郎君は、妻が自分を愛していないのではないのかと悩みます。挙句の果てには、妻が他人棒を欲しがるのではないかとまで邪推します。そこで一計を案じて、実弟と妻を一泊させることにします。まるで寝取られ物語のような展開です。旅行先から帰宅した実弟に妻と何かあったかと問いただしますが、実弟は何もなかったと言います。当り前です。盛りのついた犬猫であるまいし、二人で泊まったからという理由でセックスする筈がありません。実弟の応答に一郎君は激高します。実弟にしてみれば迷惑千万な話です。無意識に寝取られ願望が一郎君に生じていたと考えるのは早計でしょうか。

夏目漱石の門という小説にも、実弟を同居させたことが妻と実弟の間に微妙なさざ波が立つ話が出てきます。嫂(あによめ)というのは、身近な異性として昔も存在していたのでしょうか。

そういえば、戯曲の夕鶴を書いた木下順二さんも高校時代に嫂への想いを綴ったという話が残っています。



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