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日本人の品格

週刊文春に掲載されている小林信彦氏のコラムを集めた第九巻に、「昭和が遠くなって」があります。そのなかに収録されている「品格と暴力」というコラムから以下、引用致します。

だから、二00六年にもなって、<ドロボー中国>などというヒステリックな見出しを週刊誌などで目にすると、一瞬、凍りつく。中国のやっていることの善悪ではなく、反応があまりにも下品だからだ。戦時中でさえ、一部便乗ジャーナリズムは別として、こんな文字を活字にはしなかった。

要するに、日本人の品格が壊れたのではないかいという指摘でした。たしかに、日本人の品格は崩れてきているのではないかという指摘は過剰反応する週刊誌の見出しからみてとれます。一方で、そういった煽り記事を求める読者が増加しているからだとも考えられます。

なぜ、感情的な反応が受け入れられるかを考える時、大陸の中国人に接する日本人が増えたことが原因ではなかろうかと推測しています。近づきすぎることで、大陸ではありふれた話でも日本では非常識な話は沢山あります。公共マナーからはじまり、製品の品質やその安全性に至るまで大きな違いが二つの国の間にあります。

中国に赴任するだの、中国人と取引をするだのした日本人の九割は大陸の中国人を嫌いになるという話を聞いたことがあります。九割という数値は眉唾だと思いますが、相当数の日本人は中国を嫌いになって帰国してくると思えます。更に、ネットというコミュニケーション手段が発達したことで実体験された嫌悪感がいっそうに煽られ、拡散される面があると思います。

しかしながら、ヒステリックなまでの嫌悪感が広がりをみせているとするならば、日本人の品格そのものが低下してきていると言えます。善悪を議論すべき問題が安易に中国への嫌悪感にすりかわるとすれば、議論はなされていないと言えます。例えば、イギリスは紳士の国である反面、フーリガンの国としても有名です。

日本も品位を重んじる人が多く存在する反面、差別にはけ口を求める人も多く存在するのではないでしょうか。日本の社会が階層化しているとすれば(註1)、下品な見出しをつける程に売れる週刊誌はでてくるのではないでしょうか。





註1)非正規雇用者の増大といった数字は社会の階層化につながるとは思えますが、品位の低下とは直接の関係があるとは思えません。



参考URL
2009年2月1日付け記事:14歳からの哲学9


参考文献
小林信彦 著/ 昭和が遠くなって -本音を申せば 文芸春秋社 第1刷





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